宮市亮選手が、2022年7月29日に右膝前十字靱帯断裂のけがを負っていたことを、所属チームである横浜・F・マリノスが発表しました。
今回の記事では宮市亮選手が怪我が多い理由や、最新と過去の怪我履歴も併せて調べていきます。
- 【2022最新】W杯前に右膝前十字靱帯断裂
-前十字靭帯断裂とは?
-ファン・本人の反応は?
- 宮市亮の怪我が多い理由はプレースタイルにあった?
- 宮市亮の怪我履歴
それでは、ご覧ください!
【2022最新】W杯前に右膝前十字靱帯断裂
2022年7月27日の『EAFF E-1サッカー選手権2022 決勝大会』の第3戦となる韓国戦に約10年ぶりに日本代表として復帰して出場した際に、59分に水沼宏太選手に代わって途中出場しています。
しかしそこで、相手選手である韓国のDFキム・ジンスにブロックされたところ、宮市亮選手が倒れ、立ち上がれなくなっていました。
動画をみるとかなり痛そうですね。
前十字靭帯断裂とは?
まず前十字靭帯(ACL)とは、大腿骨の後ろからすねの骨の前に伸びるじん帯のことです。
前十字靭帯があることで大腿骨に対して脛骨が前に移動したり、回旋(ぐるぐる回る)したりすることを制御していて、膝関節が安定します。
前十字靭帯断裂の症状は、
受傷時は激しい痛みやブツッという断裂音(ポップ音)を感じることがあります。また、靭帯からの出血により関節内に血液がたまり、関節の腫れを伴います。受傷後は徐々に症状が改善し数週間で歩けるようになりますが、膝の不安定感や、膝が抜けるような感じ(膝くずれ)が生じることもあります。
引用:ジョンソンエンドジョンソン
治療法としては、保存療法と手術療法があります。
手術療法では損傷した靱帯の代わりに、自分自身の腱を移植する「前十字靭帯再建術」が一般的です。
関節鏡を用いて行うので、低侵襲で行われます。
膝前十字じん帯損傷の再損傷率は約20%あるそうで、術後5年以内に反対側を痛める確率は約12%あると言われています。
ファンからの反応は?
また、サガン鳥栖の小野裕二選手も
怪我をうけて本人は?
宮市亮さんは公式ブログの中で、
受傷直後「やってしまった」と同時に「もう現役を終えよう。」と思っていました。
宮市亮選手公式ブログより
と語っています。
これまでの怪我歴、稼働率を考えると、チームを離脱する期間も長く、迷惑も沢山かけてきたため、やめようと考えたそうです。
ただ、ファン、サポーターの方々から待ってる、一緒に頑張ろう、という応援を受けて心からうれしかったそうです。
ファンやサポーターからの応援メッセージで、宮市亮選手自身がサッカーが大好きだということ、またサッカーをやりたいということを思い知ったと語ります。
そして今回の怪我について、少しでも誰かの役に立つなら、復帰までの道のりをたくさん公開して行き、ラストチャンスという覚悟を持って頑張っていくそうです!
復帰が待ち遠しいですね!
前十字靭帯断裂の完全復帰は?
一般的に、前十字靭帯損傷後のスポーツ復帰は約 280日と報告されています 。
うち、手術のための入院はたったの1週間程度です!
宮市亮選手は2015年7月の左前十字靭帯断裂の大怪我をした際、ピッチに戻ってくるまでに受傷後9ヶ月、2017年の右前十字靭帯断裂の際は1年4ヶ月、とさらに長い期間がかかっています。
Numberwebの「3度の前十字靭帯断裂負った選手の物語。札幌・深井一希の驚くべき「不屈の魂」」の中で、宮市亮さんと同じくプロサッカー選手である深井一希さんは、同側の2回目の前十字靭帯断裂されています。
深井一希さんは受傷後、2度目も通常と同じくらいのリハビリ期間でピッチに戻り活躍されているので、宮市亮さんも早ければ9か月で復帰されるかもしれませんね!
ただ、2022年11月末に行われる予定のW杯への招集は絶望的とみられています。
宮市亮の怪我が多い理由はプレースタイルにあった?
宮市亮選手のキャリアは、まさに怪我との戦いと言っても過言ではありません。
いくつか怪我の理由を考察してみました。
1.プレースタイル
宮市亮選手のプレースタイルは球際のスピード感がはやいことにあります。
例えば相手選手と1対1のプレーの際、相手選手側にボールが近い時に宮市亮選手はがむしゃらにボールを追いかけ取りに行くというスタイルです。
もちろんこのプレースタイルこそが宮市亮選手の強みでもありますが、同時にタックルの危険性があり、怪我もつきもの、と言えそうです。
2.古傷の影響
また、今回は相手選手のタックルからかばおうとしているからだと思いますが、宮市亮選手の場合は古傷のある片方の足(膝や足首にも怪我をしたことがあります。)をかばう動きを無意識でしてしまっている可能性があります。
片方の足に負担が掛かりすぎているのかもしれませんね。
3.受け身の取り方
タックルを受けた際にすぐに転ぶ選手をよく見ることがありますよね!
それはある意味怪我を避けるためとも考えられます。
そこで、宮市亮選手は耐えようと粘った結果、受け身を取れずに痛めてしまうという可能性もあります。
宮市亮の怪我履歴
2012年10月に華々しく、日本代表デビューしてからの宮市亮選手は怪我との戦いでした。
2012年11月 右足首じん帯損傷
2013年3月 右足首じん帯損傷(手術療法)
2014年4月 右ハムストリング損傷
2015年7月 左膝前十字じん帯損傷(手術療法)
2017年6月 右膝前十字じん帯を断裂(手術療法)
2018年5月 再び右膝十字じん帯損傷
2020年6月 内転筋損傷
2022年7月 右膝前十字じん帯を断裂(手術療法予定)
宮市亮選手がドイツ2部ザンクトパウリに所属していた2018年に再び右膝十字じん帯損傷した際には、ドイツの医師から引退も宣告されたこともあります。
まとめ
今回の記事では宮市亮選手が怪我が多い理由の考察や、最新と過去の怪我履歴も調べました。
- 【2022最新】W杯前に右膝前十字靱帯断裂は手術予定
- 宮市亮の怪我が多い理由はプレースタイルや古傷の影響が考えられる
- 宮市亮の怪我履歴
いち早く復帰して、活躍される姿をみたいですね!
ご一読いただきありがとうございました!