2022年1月、40歳の妻にメタノールを摂取させて殺害したとして、大手製薬会社に勤務する吉田佳右が警視庁に逮捕されました!吉田佳右が高学歴でハイスペックであるとネット上で話題になっています。
今回の記事では吉田佳右の顔画像や学歴に迫っていきます。
事件概要
2022年1月14日から16日ころに東京・大田区にある自宅マンションで吉田佳右が妻の容子さんに何らかの方法で劇物の「メタノール」の液体を口から摂取させ、殺害したというものです。
死亡した前日に、
- 妻の容子さんが嘔吐
- ろれつが回らない
- 冷たい風呂に入る
等の症状があり、1月16日の午前7時40分ごろ、「妻が意識のない状態で倒れている」と吉田佳右本人が119番通報して発覚したようです。
吉田佳右は勤務先で薬品の研究・開発の業務にあたっていて、メタノールを取り扱う機会があったということです。
メタノールとは?
メタノールは、アルコールの一種で、燃料や化学品の原料、工業用品の洗浄など幅広い用途で使われています。
体内に取り込むと、分解されて有害な「ギ酸」という物質が生成され、失明したり、「急性メタノール中毒」によって死亡したりすることもあるということです。
今回も妻の容子さんも「急性アルコール中毒」でなくなっています。
また、飲料などに混ぜたとしても、味やにおいにほとんど変化はないとされているんだとか。
吉田佳右容疑者の経歴は?
まずは簡単なプロフィールを紹介します。
名前 吉田佳右(よしだ けいすけ)
年齢 40
住所 東京都大田区西馬込1丁目
職業 第一三共研究員
2007年4月から第一三共では研究員として働いています。
創薬に必要な化学物質の合成法の新たな手法を研究し、第一三共では新薬の開発を担当していたようです。
最近では痛みを和らげる薬の研究にあたっていたとのこと。
勤務態度に問題はなかったということですが、妻の容子さんの死後は出勤していなかったようです。
吉田佳右は北大卒!
吉田佳右は出身大学は北海道大学薬学部です!
大学名 北海道大学
出身学部 薬学部
住所 〒060-0811 北海道札幌市北区北12西6
偏差値 65
北海道大学薬学部の偏差値は65です。
かなり高い偏差値ですよね!
北海道薬学部の新しい教育制度として、4年制(薬科学科)と6年制(薬学科)があります。
吉田佳右の年齢が40歳ということと、2007年4月に大学院卒を考慮すると吉田佳右は大学では4年制の薬科学科を卒業したものと考えられます。
4年制の薬科学科は、ライフサイエンスおよび創薬科学分野において、国際的に活躍できる優れた研究者・技術者の養成を目的としているそうです。
吉田佳右は早いうちから研究者として志していたものと考えられます。
吉田佳右が北海道大学薬学院に在学中(おそらく卒業時)に出したと思われる論文も見つかっています。
その抄録には、吉田 佳右(北海道大学大学院薬学研究院)と記載されていました。
吉田佳右の大学時代を知る人は、
成績優秀で明るい人。殺人事件を起こすなんて想像もつかなかった
と話しています。
「いつも中心にいる人気者」で、同級生を誘って飲みに行く姿が印象に残っているんだとか。
エリートコース真っ只中の吉田佳右になにがあったのか気になりますね。
千葉大学で博士号取得!
吉田佳右は千葉大学の大学院に通い、2015年には博士号を取得しています。
仕事の傍ら、勉学に励み取得したようですね。
千葉大学の学術成果リポジトリという、学位を取るために必要な論文をまとめたサイトを見てみると博士論文の筆者として吉田佳右の名前を発見しました。
博士論文には千葉大学大学院 医薬薬学府 創薬生命科学専攻 薬品合成化学研究室吉田 佳右2015 年(平成 27 年)修了、と書かれていたので本人のもので間違いないと思われます。
その後、2018年から2年間はアメリカの大学に博士研究員(ポスドク)として留学しているようで、勉強熱心であったことが伺えます。
周囲には、「国内、海外と2回も留学させてもらったので、組織に貢献したい」と仕事に意欲を見せていたようです。
妻・容子さんも高学歴!
今回の事件で殺害された妻の吉田容子さんは、吉田佳右と第一三共の同期入社であったといいます。
京都大学大学院薬学研究科を修了後、2007年4月に研究員として第一三共に入社しています。
容子さんの年齢が死亡当時41歳ということから、4年制大学を卒業後京都大学大学院に進学されたものと思われます。
容子さんの旧姓がわからなかったので、大学特定には至りませんでした。
容子さんは2010年に結婚後、退職していたとのことです。
吉田佳右のFacebookは?
吉田佳右のFacebookやインスタ等、SNSは特定されているのでしょうか?
調べてみましたが、現時点で同姓同名のアカウントが確認はできているものの、特定には至っていません。
家族は?自宅マンションは大田区の西馬込
吉田佳右は、容子さんと小学生の息子と3人暮らしでした!
画像ではモザイクがかかっていますが、吉田佳右と小学生の息子が自宅マンションに入っていく様子です。
容子さんの普段の様子について、関係者は「子どもの教育に熱心だった」と話していたようです。
ということから、自殺につながるような事情は確認できなかったことから、事件に吉田佳右が関与しているのではという流れになったようです。
まだ小学生の一人息子さんはとてもショックを受けているでしょうね。
残された子供はどうなる?
父親が逮捕され、母親が亡くなっているとなると、多くの場合まず児童相談所があずかるようです。
その後、
- 父あるいは母方の親戚によって養育される
- 預かり手がなければ児童相談所に行く
ことになるようです。
小学生のお子さんが受け止めるにはあまりに残酷な事件なので、少しでも心が落ち着くような環境に身が置けることを願います。
事件を受けて周囲と世間の声は?
吉田佳右が働いていた第一三共は、
「社員が逮捕されたことを大変重く受け止めており、警察の捜査に全面的に協力する」
とコメントを出しています。
またここからは、世間の声を調べていきます。
今回の事件では、吉田佳右が第一三共の研究所から殺害に使ったメタノールを持ち出したのではという疑惑が持ち上がっています。
そこで第一三共もの大手の薬品企業の薬品管理の甘さを指摘する声や、企業イメージの悪化から株価のダウンを懸念する声が上がっていました。
テレビのワイドショーを観たと思われるツイートでは、「夫婦仲が悪かった」「家庭内別居していた」という周囲の声から妻が死んでいたら、夫が疑われるのは当たり前との声をみられました。
まとめ
今回の記事では、
- 吉田佳右は第一三共では研究員として働いていた
- 吉田佳右は北大薬学部と大学院を卒業後、千葉大で博士号も取得していた
- 殺害された妻と小学生の息子の3人暮らしだった
- 夫婦仲が悪かった
ことがわかりました。
メタノールという一般人ではわからないものを、殺害の材料として使う残忍な犯行のすべてがこれから取り調べや捜査によって明らかになるものと思われます。
続報を待ちたいですね!